調理科

料理の基本と、人間力が学びの核、食のプロフェッショナルを育成します。3年間で、調理技術、理論を徹底的に習得できます。1972年スタートの県内では最も実績のある、厚生労働大臣指定調理師養成施設です。

POINT1

卒業時に調理師免許を取得

調理科は、卒業時に国家資格である調理師免許を取得できます。毎日の実習で、調理の技術はどんどん上達します。

POINT2

食育(学校設定科目)の充実により、さまざまな体験と学びが得られる

 

主な授業内容

食と農業

ジャガイモなどの野菜を育てて収穫し、食の安心安全や食材ができるまでの苦労、感謝の気持ちを学びます。

テーブルマナー教室

実際のホテルに出向き、テーブルマナーについて学びます。(中国・西洋・日本料理)

地域の伝統食

生徒を中心に紅花のタネを植え、収穫します。紅花を使ったお菓子作りのほか、地場の文化研究を行います。

 

佐利杯料理コンテスト

元理事長 佐藤利吉先生の功績とその思いを受け毎年開催される料理コンテスト。調理科の生徒全員で各学年の課題ごとに取り組みます。

3年感謝の会

3年間の学びの集大成として、感謝を込めて保護者へ料理を振る舞います。

 

他にも、菓子講座・紅花染め体験、平清水焼教室・日本一の芋煮会・インターンシップ・食フェスタ・親子料理教室など様々な活動を行い、「食」について学びます。

 

先生や先輩に、調理科のことを聞いてみました!

杉浦 敦子 先生

調理科では、『食』のプロフェショナルを目指し学習を行っています。調理実習では、包丁の扱い等の基礎から日本・西洋・中国料理の専門調理まで3年間かけて調理師免許取得のために日々学んでいます。実習以外にも、食育活動や料理コンテスト、企業でのインターンシップ、マナー講座等、様々な経験を積み、探求心や協調性を高めています。

荒井 美咲 さん

東根市立大富中学校出身

私は、ホテルの料理人になる事が将来の夢です。食べてくれる人を笑顔にする事が私の目標でもあります。実習では覚える事はたくさんありますが、先生方が親切に教えてくださるので、楽しく学習しています。また、部活動でも、先輩方がやさしく接してくれるのでやりがいがあります。これからは、自分の目標に向かって頑張っていきたいです。

 

卒業生コメント

秋葉天翔さん(進路:玉寿司(築地))

山形市立第八中学校出身

幼い頃からの夢である「料理人になる」という夢を叶えるため、調理科のある山形学院高校に入学しました。キッチンや設備が整っており、先生方もとても丁寧に教えてくれ、料理に関する知識を基礎から応用まで学ぶことができます。調理実習や校内コンテスト、グループで行う授業も多く、スキルだけでなく協調性も身につけられます。今までは料理人になるという夢も漠然としていましたが、3年間を通じて着実に実現に向かっていることを体感できました。また調理科では卒業と同時に調理師免許の資格も取れるのも魅力だと思います。卒業後は築地に本店を構える寿司屋で働く予定です。将来的には海外でも活躍する職人になれるよう頑張ります。