お知らせ
国際学生会議の報告会 前編 (環境問題発表編)
韓国の姉妹校である京一(キョンイル)観光経営高等学校にて開催された国際学生会議に、本校から7名の生徒が参加してきました。(5月11日出発~5月15日帰国) 全校生徒に対する報告会が、5月29日(金)の礼拝後、チャペルにて行われました。 今回の「国際学生会議」には、日本、韓国、中国、三カ国が出席し(アメリカは欠席)、環境問題に対する発表、意見交換、共同合意文への署名、そして忘れられない交流があったようです。 今回は内容が豊富なため、前編(環境問題発表編)と、後編(韓国滞在編)に分けて紹介します。前編 (環境問題発表編)
礼拝後スクリーンを用意し、スライドを使っての報告会が始まります。 役割を分担し、7人で順番に発表しました。 では、環境問題発表の内容紹介です。 現地では全て英語での発表でしたが、もちろん報告会では日本語で内容を紹介しました。 ↑ 「日本の山形のゴミ問題というタイトルです。サブタイトルは、私たちの新しい生活スタイルを世界で作り出すために。・・・です。」 ↑ 「もったいない が世界をつなげます。」 ↑ 「これは、山形市内のホテルから出た残飯です。これらは全て捨てられます。みなさん、もったいないと思いませんか?」 ↑ 「日本語の、"もったいない"という言葉を考えてもらい、私たちはその"もったいない"に注目してゴミ問題を調べて発表しました。」 ↑ 「たとえば・・・」 ↑ 「今 日本では、古着のリサイクルがすすんでいます。」 ↑ 「ユニクロは、リサイクル活動を通じて、服を必要とする人々に、その回収した服を届けています。」 ↑ 「年間20万トン廃棄されるホタテの貝殻の処理は北海道特有の課題でした。それは世界で始めて再利用され、チョークの材料になりました。商品名はダストレスチョーク。私たちの学校でも使われています。」 ↑ 「プルタブを160万個集めると車椅子に交換できます。それを日本の学校で使っています。」 ↑ 「キャップを860個集めると、一人分のワクチンにすることができます。それを開発途上国のミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツに送っています。」 ↑ 「このゴミ箱は、私がアルバイトしているコンビニのものです。ここで問題です。私がゴミを捨てようとしていたら、びっくりするゴミが出てきました。それは次のどれでしょう?」 ↑ 「① 人形」 ↑ 「② おむつ」 ↑ 「③ クッション」 ↑ 「④ ランドセル さあ、どれだと思います? 正解は (間) 全部です。日本でも時々、モラルの無い人達によって、驚くようなゴミが捨てられています。」 ・・・・・・・・ 一部省略 ・・・・・・・・ ↑ 「私たちが住む山形と皆さんの国々が取り組む共通の活動があります。それはデポジットです。この四角い箱にアルミ缶を10こ入れると、お金が出てきます。100個で50円 50ウォン 0.4ドル 2.5元 です。これはスーパーマーケットなどの身近なところに設置されています。」 ↑ 「このような活動があり、地球にも私たちにも優しいです。私たちは、日本ならではの "もったいない" という視点から、身近なゴミ問題について考えました。これから世界に、 "もったいない" を発信していきましょう!!」 以上、国際学生会議での発表内容でした。韓国滞在編は、後編で紹介します。
2015年6月05日